【本】17061『インドネシア イスラーム大国の変貌_躍進がもたらす新たな危機』小川忠
ASEAN随一の人口を誇るインドネシア。 多様性のなかの統一を国是とし、多民族をまとめてきたのは素晴らしい。 しかし最近では、インドネシア社会がイスラム化していると言う。 グローバリゼーションで貧富の差が開き、疑問を覚え… 続きを読む »
ASEAN随一の人口を誇るインドネシア。 多様性のなかの統一を国是とし、多民族をまとめてきたのは素晴らしい。 しかし最近では、インドネシア社会がイスラム化していると言う。 グローバリゼーションで貧富の差が開き、疑問を覚え… 続きを読む »
野口悠紀雄氏が書いた、日本経済の解説本だ。 具体的には、アベノミクスがどうして株価上昇を招きながら、実体経済には影響を与えていないか、についてである。 アベノミクスの株価上昇については、筆者も指摘しているが、アベノミクス… 続きを読む »
ミクロ編に引き続き、マクロ版も読んだ。 「アメリカの経常赤字は、海外からの投資資金が流れ込んでいるためであり、貿易の問題ではない」というのは現政権へのメッセージだろうか。 長期的なGDPの成長には生産性が必要というのは、… 続きを読む »
松浦新さん達の取材チームが書いた本。税金の問題は、グローバル企業などの節税対策が批判され、欧米でも問題になっていることではある。 とはいえ、税制が複雑になればなるほど抜け道だらけになるのだから仕方ない。富裕層はコストを払… 続きを読む »
久しぶりにノートにまとめながら読書をした。 経済について知れば知るほど、現在の医療ほど おそらく、制度設計当初は本当によくできたシステムだったのだとは思う。 病気になっても国が守るから、安心して税金を納めてくれ、と言える… 続きを読む »
大阪のあいりん地区の改革に挑んだ経済学者の著作。 縦割りの行政との戦いの記録と言ってもいい。 筆者は、様々な利権が絡み複雑な地域であるあいりん地区に踏み込み、住民に怒鳴られながら改革を進めた。 そのモチベーションはいった… 続きを読む »
外国人ジャーナリストを対象とした人質ビジネスが、いかにイスラム圏の犯罪組織にとって資金源になったかを考察している。 もとは海賊などをしていたが、警戒が厳しくなって成功率が低くなったところで、警戒心の薄い外国人ジャーナリス… 続きを読む »
HBSとタイトルにでかでかと書いてあるので、HBSでの勉強内容について書いてあるのかと思いきや、完全に投資の本だった。 とはいえ、ハーバードの研究者たちが明らかにした、投資に関するエビデンスが紹介されており面白い。 まあ… 続きを読む »
こちらも、行動経済学の本である。行動経済学の本の内容とほぼ同じだが、こちらのほうが表現が平易のため、初めて読むにはこちらのほうがいいかもしれない。 【カーネマンの2つの認知システム】 システム①自動的に高速で働き、努力… 続きを読む »
「生産性をあげるのは、経営者の責任だ」という筆者の主張に納得した。 日本の医療は非常に効率が悪い。必要以上の薬剤処方、抗菌薬の乱用、誰も望まない延命治療etc… これらが放置されてきたのは、制度設計の問題であ… 続きを読む »