経済」タグアーカイブ

【本】17085『ベーシック・インカム 国家は貧困問題を解決できるか』原田泰

ベーシック・インカムについて理解不足だったので、本を読んでみた。 結論から言うと、私は賛成だ。 日本は税金の種類が多すぎる。セーフティネットは確かにあるが、申告制のものが多すぎる。高齢者の貧困の大半は、この申告制をなくす… 続きを読む »

【本】17083『経済で読み解く 明治維新 ~江戸の発展と維新成功の謎を「経済の掟」で解明する~』上念司

前回の明治維新版。 江戸時代の構造的な経済不況に焦点をあてた本だ。 江戸時代は、幕府が全国を支配している建前だが、幕府の徴税権は天領に限られていた。 さらに金本位制にもかかわらず金が枯渇しつつあったため、デフレ傾向は進ん… 続きを読む »

【本】17082『経済で読み解く 織田信長 ~「貨幣量」の変化から宗教と戦争の関係を考察する~』上念司

マクロ経済学の理論?をつかって戦国時代を解説した本だ。 当時は通貨発行権を他国に委ねており、中国から貨幣を輸入していた。 だから、慢性的に貨幣不足でデフレ傾向になりやすかった。 さらに、貨幣流通は、留学僧などをつうじて寺… 続きを読む »

【本】17078『フィリピン―急成長する若き「大国」』井出 穣治

フィリピンは、アメリカの影響で民主主義が根付いたのが早かったにもかかわらず、ASEANのなかでは経済成長が遅く、人口あたりGDP金額では、マレーシア、インドネシアの後塵を拝している。本著は、フィリピンに焦点をあて、その魅… 続きを読む »

【本】17076『資本主義が嫌いな人のための経済学』ジョセフ・ヒース, 栗原 百代

面白かった。一見慈愛に満ちた平等主義が、結局は誰のためにも機能しないということを、経済学の視点から指摘している。 例えば価格。価格を統制することは絶対にやってはいけないと筆者は指摘する。価格は需給に応じて効率よく財を分配… 続きを読む »

【本】17074『「年金問題」は嘘ばかり ダマされて損をしないための必須知識』髙橋 洋一

年金制度は破綻しない、という筆者の主張。 残念ながら、私がこれを読んだ感想は「ああ、年金は破綻するな」だった。 まず筆者と私では、年金の破綻の定義が違う。 筆者は、制度としての年金が続くうち、つまり、「年金を払った人が年… 続きを読む »

【本】17072『人口と日本経済 – 長寿、イノベーション、経済成長』吉川 洋

先進国の経済成長は、イノベーションに起因する。したがって、生産性を向上させることで、人口減少に伴う経済成長鈍化を上回ることが可能だ。これが本書の趣旨だ。 しかし、本書は高齢化の影響をあまりに楽観視している印象がある。 高… 続きを読む »

【本】17069『「その日暮らし」の人類学~もう一つの資本主義経済~』小川 さやか

インフォーマルな経済、ヤミ経済について書かれた本だ。 アフリカでは専門スキルを持つ人材が育っていないため、多くの人間が場当たり的な商売をしている。 その結果、その状況で最もやりやすい仕事をするため、場合によってはインフォ… 続きを読む »

【本】17068『30代が覇権を握る! 日本経済』冨山和彦

最近思うのは、「これから日本では、世代間戦争が激しくなるだろう」ということだ。 50代以上と、30代未満では、描く未来も見える世界もぜんぜん違う。 前者はいわゆる逃げ切り世代であり、若年層からみれば既得権益層である。 対… 続きを読む »