動物」タグアーカイブ

【本】17132『植物のあっぱれな生き方 生を全うする驚異のしくみ』田中修

動物好きなので植物も手を出してみようと思ったら、これは面白い。 植物もきちんと多様性を確保するための工夫がされている。 一方で、イネ・ダイズは自家受粉。 やっぱり飼い慣らされると多様性を求めなくなる。こうはなりたくない。… 続きを読む »

【本】17118『サボり上手な動物たち-海の中から新発見! 』佐藤 克文、森阪 匡通

マッコウクジラの睡眠風景については、最近のナショジオにも掲載されていた。 頭でっかちのマッコウクジラよりはザトウクジラの方が好きで、彼らの泡ブクブク漁は素晴らしい。 このような研究は、データロガーという装置で行うらしいが… 続きを読む »

【本】17116『パンダ-ネコをかぶった珍獣』 倉持 浩

月並みでイヤなのだが、私が一番好きな動物はパンダ。 笹しか食べない(動物園では果物食べる)、腸内細菌叢(実はセルロース分解できていない説)とか、ツッコミどころが多すぎるのが好み。 この本は主に形態学からのアプローチ。笹を… 続きを読む »

【本】17114『父という余分なもの:サルに探る文明の起源』山極寿一

父親という存在は、生き物のにとっては必要がない。 オスは確かに有性生殖に必要だ。しかし、出産・子育ては理論上は母親だけで完結する。 事実、多くの哺乳類ではオスは子育てに参加しない。 しかし、ゴリラは明確に父親が存在する。… 続きを読む »

【本】17104『オスとメスはどちらが得か?』稲垣栄洋

動物系の本。 繁殖に焦点をあてて、細菌や植物からヒトなどの哺乳類に至るまでの繁殖戦略について考察している。 赤の女王仮説は有名(「とどまるためには走り続けなければならない」)で、どの動物も激烈な繁殖競争に勝ち抜いた結果が… 続きを読む »

【本】17080『ママたちが非常事態!?: 最新科学で読み解くニッポンの子育て』NHKスペシャル取材班

表紙はあまり魅力的ではないが、内容は面白い。 動物や原住民の研究から、子育てと本能との関係を表している。 子供の虐待死などは、親の責任にすべて押し付けられるものではない。どんな動物だって経済学的、環境的に子育ての継続が困… 続きを読む »

【本】17049『ヒト、動物に会う_コバヤシ教授の動物行動学』小林 朋道

動物大好き小林先生の、研究歴を語った本だ。 なかなかおもしろかった。 やはり、動物行動学と経済学を一緒に勉強するのは楽しそうだ。 両方とも、「自らの遺伝子(資源)を効率よく残すこと」を目標とするものだ。 経済学は、いわば… 続きを読む »