【本】16088 脳には妙なクセがある by 池谷 裕二
脳科学者である筆者が、様々な研究をまとめた書籍である。 特に興味深いのは、自由意志への考察だ。 “自由意志とは本人の錯覚にすぎず、実際の行動の大部分は環境や刺激によって、あるいは普段の習慣によって決まっている… 続きを読む »
脳科学者である筆者が、様々な研究をまとめた書籍である。 特に興味深いのは、自由意志への考察だ。 “自由意志とは本人の錯覚にすぎず、実際の行動の大部分は環境や刺激によって、あるいは普段の習慣によって決まっている… 続きを読む »
安価でデザインの整ったスマホを世界中に売りさばくシャオミ(小米)。 その企業戦略について述べている。 優秀な人材を集め、顧客へのサービスを充実させる。 チャットを活用した顧客対応も描かれているが、現在はツールが多様化し、… 続きを読む »
プレステ、オキュラスなどVRの技術が進んでいる。 VR(仮想現実)とAR(拡張現実)とMR(複合現実)などの話題も流行だ。 その歴史はAIと共通している。過去にブームがあったものの技術力の問題で廃れてしまい、現在さらにブ… 続きを読む »
読書人として知られる、ライフネット生命社長の出口治明氏の書評本。 出口氏は、忙しくなってからは新聞の書評欄を参考にするらしい。 それは、著名人が実名で書評を書いているから、だそうだ。 たくさんの書籍が紹介されているが、私… 続きを読む »
マルクス、ケインズ、ハイエク、フロイト、果てはサンデルなど有名な哲学者の思想について、それぞれをざっくりとまとめてある。 詳しく知りたい場合には、各章末におすすめ書籍が記載されているので、興味のある方はそちらを参照される… 続きを読む »
「代表的日本人」と同様に、明治維新後に列強諸国へ追いつこうとしていた日本のなかで、日本人の価値観について世界に発信した名著だ。 “日本の学校では宗教教育がない”これは西洋人には理解できないそうだ。… 続きを読む »
”今、テクノロジーは私たちの行動の幅を広げる方向に発達しているにもかかわらず、その仕組みはまるで魔法のように、ますますわかりにくくなっているのです。 何よりも重要なのは、内部のテクノロジーの仕組みを理解しなくても、コン… 続きを読む »
「音楽を聴くように」本をどんどん読んでいけばよいという。ネット上でブックレビューを書く場合には引用が効果的であるというのも面白い。また、多くの読書術本ではラインを引くことが推奨されているが、著者はラインを引くのではなくど… 続きを読む »
”過去に自分がやってきた仕事、大きな成果が残せたと実感できる仕事を、ひとつまたひとつと振り返ってみると、必ずその仕事の入口には強烈な「共感」があることに気づき、僕は鳥肌が立った。” ”面白いことに、こうした情報交換の対価… 続きを読む »
筆者は、貧困を助けるNPOをされているソーシャル・ワーカーだ。 前にも、貧困高齢者などについて著作がある。 現在は、以下にあるように格差が拡大している。 “現在の若者の「しんどさ」を見る際に、「ジニ係数」(所… 続きを読む »