”今、テクノロジーは私たちの行動の幅を広げる方向に発達しているにもかかわらず、その仕組みはまるで魔法のように、ますますわかりにくくなっているのです。 何よりも重要なのは、内部のテクノロジーの仕組みを理解しなくても、コンピュータは簡単に使えてしまうということです。”
”究極的には、装置の存在そのものが意識されなくなったときに初めて、テクノロジーは社会や我々人間それ自体を変えるようになるはずです。”
”デバイスがユーザーに意識されている時点で徹底が足りないのです。モノからコトへどう転換するかが重要です。”
魔法の世紀とは、テクノロジーが意識されずに生活に溶け込む時代ということらしい。筆者の語るテクノロジーと(現代)アートについては理解がやや難しかったが、とにかくこの人には私には見えない未来が見えているようだ。この人と同じ年令なんてちょっと自分が残念な気がする。