”過去に自分がやってきた仕事、大きな成果が残せたと実感できる仕事を、ひとつまたひとつと振り返ってみると、必ずその仕事の入口には強烈な「共感」があることに気づき、僕は鳥肌が立った。”
”面白いことに、こうした情報交換の対価として使われる「通貨」は、お金ではなかった。そうではなくて、情報を教えてもらった人たちが何か困ったときに、率先して助けてあげること、何らかの情報を自分からも提供できることが「通貨」になっていたのだ。”
著者はロボット事業をグーグルに売却した日本人。熱のこもった体験談を通して、著者の仕事論が展開されている。仕事術の本としてよりは、そのストーリー自体が面白かった。
