【本】17018『成功する子 失敗する子 _ 何が「その後の人生」を決めるのか』ポール・タフ

子供の発達に関する本だ。 プレスクールの利点は、知能の向上ではなく、自主管理能力、要は人格の向上につながり、それが長期にわたって効果を及ぼすことだという。 貧困自体が問題なのではなく、貧困に伴うストレスが発達を阻害する。… 続きを読む »

【本】17017『日本人が意外と知らないアジア45カ国の国民性』造事務所

トルコなどの西アジアから、中東と呼ばれる中央アジア、東アジアまで多くの国についてざっくりと特徴、お国柄がまとめられている。 ネパール国民の多数は貧しいが、稼ぎ頭になっているのが、グルカ兵と呼ばれるイギリス軍に雇われたネパ… 続きを読む »

【本】17016『フランスはどう少子化を克服したか』髙崎 順子

フランスでの出産・育児補助制度について書かれた本である。 フランスは、自国の文化を守るために、フランス国民を増加させる政策をすすめている。 極端な少子化が進む日本では、少子化対策が謳われているものの、子供の教育への投資は… 続きを読む »

【本】17015『ブームをつくる 人がみずから動く仕組み』殿村美樹

個人にうったえ、マイブームを集めることで文化をつくる、ボトムアップ形式のPRについて。 現代はどんな情報を発信するにしても、その向かう先が「個人」でなければ、大きな流行をつくることはできません。クチコミの力がいかに強いか… 続きを読む »

【本】17013『「ココロ」の経済学 ──行動経済学から読み解く人間のふしぎ』依田高典

こちらも、行動経済学の本である。行動経済学の本の内容とほぼ同じだが、こちらのほうが表現が平易のため、初めて読むにはこちらのほうがいいかもしれない。 【カーネマンの2つの認知システム】  システム①自動的に高速で働き、努力… 続きを読む »

【本】17012『新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋』デービッド・アトキンソン

「生産性をあげるのは、経営者の責任だ」という筆者の主張に納得した。 日本の医療は非常に効率が悪い。必要以上の薬剤処方、抗菌薬の乱用、誰も望まない延命治療etc… これらが放置されてきたのは、制度設計の問題であ… 続きを読む »