書評」カテゴリーアーカイブ

【本】17102『世界天才紀行 ソクラテスからスティーブ・ジョブズまで』エリック ワイナー、関根 光宏

天才を生み出す土地の共通点を探るため、筆者が各地を旅する。 土地の特性を探るという名目にもかかわらず、筆者は天才個人の経歴に注目するキライが強い。 とはいえ、筆者も歴史には着目している。歴史の動乱のなか、社会が不安定にな… 続きを読む »

【本】17101『縮小ニッポンの衝撃』NHKスペシャル取材班

これは良書。 人口予測の書籍はようやく巷にあふれてきた。 どれも、高齢者の増加、少子化、それに伴う社会問題について警鐘を鳴らしている。 しかしこの本ほど、少子化の行く末を残酷に描いたものは見たことがない。 あとがきにもあ… 続きを読む »

【本】『トレイシー・ホッグの赤ちゃん語がわかる子育て大全』トレイシー・ホッグ#54

どちらかだけ買うなら前著よりこちらがおすすめ。 EASYの細かいスケジュール例や、一貫性のあるしつけとはどういうことか、どのように子どもに感情をコントロールさせればよいか、わかりやすく書いてある。赤ちゃんのリズムを大切に… 続きを読む »

【本】『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』西原理恵子#50

20代30代の人が読んでも面白いと思う。とにかく自分で稼ぐ力を身につけて、危険からいつでも逃げられるようにしようと。高須先生すごい…笑 赤ちゃんに暴力をふるったら犯罪なのに、おなかの中にいる時は、それを考えてもらえない。… 続きを読む »

【本】17100『街道をゆく 19 中国・江南のみち』司馬遼太郎

2017年6月、1ヶ月間、上海に行き復旦大学との共同研究を行っていた。 そのときには恥ずかしながら読んでいなかったが、帰国後に読んだ。 内容ひとつひとつに深い考察が込められ、面白い。 お茶の歴史については同様な疑問を抱い… 続きを読む »

【本】17099『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』 河合雅司

人口推計や種々の統計データを元に、日本の将来起きる問題について述べている。 資料としては有用な本だろう。 後半の対策部分の提言は、甘い。 筆者が妙案として出している、相続税の増税は現実味がない。 生きているうちの社会保障… 続きを読む »