おすすめ本」タグアーカイブ

【本】『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』西野 亮廣 #106

ブログが紹介されているのを読んで、買ってみた。こんな芸人さんがいるなんて知らなかったけれど、ものすごく賢い人だ。どうしてこんな柔軟な考え方ができるのだろう。どういう生い立ちなのか興味深い。「おみやげ」なら売れるとか、言葉… 続きを読む »

【本】16145『結婚と家族のこれから~共働き社会の限界~』筒井 淳也

なかなかおもしろい本だった。 結婚の成り立ちから始まるが、最後はケアの話にまで及ぶ。 個人的には、ケアの部分が面白い。 子育てを誰が担うか。 例えば欧米では、ナニーが担う。これは、世界的な所得格差を利用したケア・チェーン… 続きを読む »

【本】16134『未来化する社会 世界72億人のパラダイムシフトが始まった』アレック ロス

未来予測系の本は片っ端から読んでいる。 本書もあまり期待していなかったが、思いの外面白かった。 まず、具体例が多い。 すでに途上国で始まっているスタートアップの名前や内容について事細かに取材している。アフリカやアジアなど… 続きを読む »

【本】『国際自由人 人生の主役に立ち戻るための新しい生き方』藤村正憲#99

”海外では家族や親戚でファンドを組んで不動産に投資するから、家の中ではお金の話が飛び交っている” ”大学や大学院から海外留学しても、語学や国際感覚が完全に身につくとは限らないが、五、六歳から海外にいれば、間違いなく大丈夫… 続きを読む »

【本】16131『習近平はいったい何を考えているのか 新・中国の大問題』 丹羽 宇一郎

筆者は、伊藤忠を経て中国大使を務めた、元実業家・元外交官である。伊藤忠、日本郵政、WFPなどの経験もあるため、多角的な視点から中国を考察している。 一次情報を特に重視している点が素晴らしい。実業家時代にも、一次情報をみず… 続きを読む »

【本】16128『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略』 by リンダ・グラットン, アンドリュー・スコット

ベストセラー本である。内容は新鮮なものではないが、売れているだけあってわかりやすい。 100年の人生を生きる時代に、どのようなキャリアが求められるか、ということを時代背景の考察とともに書いている。私達の世代では延命治療は… 続きを読む »

【本】16122『不平等との闘い ルソーからピケティまで』稲葉振一郎

格差に関する経済学的知見からの考察について、歴史的な経緯をまとめた本である。 まず、現在でも行われる「成長か格差是正か」「成長と不平等緩和のトレードオフ」という対立は、ルソー、スミスの意見の違いから認められる。 さらに、… 続きを読む »

【本】16119『インターネットの次に来るもの 未来を決める12の法則』ケヴィン・ケリー

技術の進歩について語った本。面白い。 筆者が述べるように、技術の進歩は自然の摂理に近い。 したがって、『不可避なものを阻止しようとすれば、たいていはしっぺ返しに遭う』 筆者は、すべてが流動化していき、『流れの原動力である… 続きを読む »