おすすめ本」タグアーカイブ

【本】『LIFE SHIFT』リンダ・グラットン, アンドリュー・スコット#12

人の寿命が伸びたことで、教育→仕事→引退という3ステージの人生構造自体を見直す必要が出てきている。自分はどんな価値観を持っているかを知り、人生の中でいかにスキルや人脈など無形資産を築きアップデートするための時間的経済的投… 続きを読む »

【本】17032『テクノロジーは貧困を救わない』外山健太郎

筆者は、元マイクロソフトのコンピュータ技術者だ。 インドなどでテクノロジーの導入をすすめていくうえで感じた疑問点を綴っている。 昨今の公衆衛生などでは患者の行動変容についての研究が進んでおり、経済的なインセンティブを与え… 続きを読む »

【本】17028『人質の経済学』ロレッタ・ナポリオーニ

外国人ジャーナリストを対象とした人質ビジネスが、いかにイスラム圏の犯罪組織にとって資金源になったかを考察している。 もとは海賊などをしていたが、警戒が厳しくなって成功率が低くなったところで、警戒心の薄い外国人ジャーナリス… 続きを読む »

【本】『成功する子 失敗する子 _ 何が「その後の人生」を決めるのか 』ポール・タフ#8

”逆境によるストレスが、発達段階の体や脳にダメージを与える” ”脳のなかで幼少期のストレスから最も強く影響を受けるのが前頭前皮質、つまり自分をコントロールする活動──感情面や認知面におけるあらゆる自己調節機能──において… 続きを読む »

【本】17022『君たちが知っておくべきこと―未来のエリートとの対話―』佐藤優

灘校生と佐藤優との対談をまとめた一冊。 まず驚くのは、灘校生の返答の的確さだ。佐藤優への対談に応募するような学生たちだから、学年のなかでも世界史や政治・経済の知識が多い集団だとは思うが、それにしても佐藤優の質問に対してさ… 続きを読む »

【本】17020『大事なことに集中する』カル・ニューポート

この本は面白い。ものすごくおすすめだ。 筆者は、仕事をディープ・ワークとシャロー・ワークに大別している。いかにディープ・ワークを効率的にできるようにするかについて焦点をあてたのが本書である。 ディープ・ワークを行う時間は… 続きを読む »

【本】17019『やり抜く力』アンジェラ・ダックワース

話題になった本である。 やり抜く力が大事と筆者は言うが、なんでもかんでも最後までやりきることが重要だと述べているわけではない。 むしろ、無駄なことに労力を費やすのをやめて、自分の最終目標のために必要な、中目標・小目標に打… 続きを読む »

【本】17012『新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋』デービッド・アトキンソン

「生産性をあげるのは、経営者の責任だ」という筆者の主張に納得した。 日本の医療は非常に効率が悪い。必要以上の薬剤処方、抗菌薬の乱用、誰も望まない延命治療etc… これらが放置されてきたのは、制度設計の問題であ… 続きを読む »