【本】17132『植物のあっぱれな生き方 生を全うする驚異のしくみ』田中修
動物好きなので植物も手を出してみようと思ったら、これは面白い。 植物もきちんと多様性を確保するための工夫がされている。 一方で、イネ・ダイズは自家受粉。 やっぱり飼い慣らされると多様性を求めなくなる。こうはなりたくない。… 続きを読む »
動物好きなので植物も手を出してみようと思ったら、これは面白い。 植物もきちんと多様性を確保するための工夫がされている。 一方で、イネ・ダイズは自家受粉。 やっぱり飼い慣らされると多様性を求めなくなる。こうはなりたくない。… 続きを読む »
マッコウクジラの睡眠風景については、最近のナショジオにも掲載されていた。 頭でっかちのマッコウクジラよりはザトウクジラの方が好きで、彼らの泡ブクブク漁は素晴らしい。 このような研究は、データロガーという装置で行うらしいが… 続きを読む »
ドーキンスの利己的遺伝子とか、その流れの話。 動物は利己的であるが故に、自らのリスクを回避するため殺し合いはしないとか、そういう視点が面白い。 この分野、現象を観察するのは誰でもできるが、その解釈には知性が必要だ。 「自… 続きを読む »
月並みでイヤなのだが、私が一番好きな動物はパンダ。 笹しか食べない(動物園では果物食べる)、腸内細菌叢(実はセルロース分解できていない説)とか、ツッコミどころが多すぎるのが好み。 この本は主に形態学からのアプローチ。笹を… 続きを読む »
発売されたばかりではあるが、本書はとてもタイムリーな本となった。 というのも本書が発売された直後に、筆者が2017年のイグノーベル賞を受賞したからだ。 受賞のキッカケとなったトリカヘチャタテについてももちろん記載してある… 続きを読む »
父親という存在は、生き物のにとっては必要がない。 オスは確かに有性生殖に必要だ。しかし、出産・子育ては理論上は母親だけで完結する。 事実、多くの哺乳類ではオスは子育てに参加しない。 しかし、ゴリラは明確に父親が存在する。… 続きを読む »
動物系の本。 繁殖に焦点をあてて、細菌や植物からヒトなどの哺乳類に至るまでの繁殖戦略について考察している。 赤の女王仮説は有名(「とどまるためには走り続けなければならない」)で、どの動物も激烈な繁殖競争に勝ち抜いた結果が… 続きを読む »
表紙はあまり魅力的ではないが、内容は面白い。 動物や原住民の研究から、子育てと本能との関係を表している。 子供の虐待死などは、親の責任にすべて押し付けられるものではない。どんな動物だって経済学的、環境的に子育ての継続が困… 続きを読む »
動物大好き小林先生の、研究歴を語った本だ。 なかなかおもしろかった。 やはり、動物行動学と経済学を一緒に勉強するのは楽しそうだ。 両方とも、「自らの遺伝子(資源)を効率よく残すこと」を目標とするものだ。 経済学は、いわば… 続きを読む »
2016年は、不倫が週刊誌の紙面を賑わせた。その流行に乗り遅れないタイミングで、本を上梓するスピードは素晴らしい。 不倫をテーマに、動物学者、脳科学者などにインタビューした内容をまとめた内容だ。 どちらかというと、不倫な… 続きを読む »