【本】17014『高杉晋作の「革命日記」』一坂 太郎
好きな歴史上の人物は高杉晋作だ。松蔭の教えを理解し、その実現へ向けて行動したリアリストの印象がある。竜馬がいなくても薩長同盟は実現したろうが、彼がいなければ明治維新は起きなかったかもしれない。そんな彼の日記を集めた本だ。… 続きを読む »
好きな歴史上の人物は高杉晋作だ。松蔭の教えを理解し、その実現へ向けて行動したリアリストの印象がある。竜馬がいなくても薩長同盟は実現したろうが、彼がいなければ明治維新は起きなかったかもしれない。そんな彼の日記を集めた本だ。… 続きを読む »
こちらも、行動経済学の本である。行動経済学の本の内容とほぼ同じだが、こちらのほうが表現が平易のため、初めて読むにはこちらのほうがいいかもしれない。 【カーネマンの2つの認知システム】 システム①自動的に高速で働き、努力… 続きを読む »
「生産性をあげるのは、経営者の責任だ」という筆者の主張に納得した。 日本の医療は非常に効率が悪い。必要以上の薬剤処方、抗菌薬の乱用、誰も望まない延命治療etc… これらが放置されてきたのは、制度設計の問題であ… 続きを読む »
社会が安定化すると、格差は固定化するようだ。一時はやったピケティの本でも、r(資本収益率)>g(経済成長率)であることを示し、格差が拡大傾向にあることを示している。 資産家(権力層)にとってはその方が合理的であるため、こ… 続きを読む »
おもしろいもので、同じ時期に購入した本は、似たような内容であることが多い。 もちろんタイトルから狙ったものもあるが、タイトルから予測できないほど内容が似ていることもある。 本書は、超予測力と内容が似ている。 感情によって… 続きを読む »
司馬史観とよく言われるが、日本人の歴史観は、司馬遼太郎の影響力が強すぎるらしい。 本書は、史料をもとに、司馬遼太郎の描かなかった人物像(主に吉田松陰、高杉晋作)を書く、というものだ。 結論から言うと、本書を読んだからとい… 続きを読む »
様々な物事の予測に長けている人が、どのような特徴を持つのかという点について述べた本。 平たく言えば、フェルミ推定とか、情報分析の本だ。 物事を予測するために、その予測に必要な情報を細分化し、それぞれについて細かく情報を探… 続きを読む »
大学入試という一つの問題をきっかけに、それに関連する歴史をおさらいすることができる。 解説が詳しいので、その歴史を知らなくても理解することができる。 中世を代表する神学者トマス・アクィナスは「お金を儲けたら、すぐに使うよ… 続きを読む »
経済発展への貢献、社会保障負担との関連など、様々な側面から考察をくわえているが、全編を通じて、「移民はその国の経済発展に貢献する」という結果に至っている。 トランプ政権もそうだが、日本の移民政策も、もう少し進まないだろう… 続きを読む »
AI時代には科学的な素養が重要になる、ということを主張している。 鈴木寛先生、ホリエモンとの対談部分が面白い。 ホリエモンとの対談部分で、センサーをつくる企業が強い、というのが筆者の主張で、ホリエモンはそれを統合する企業… 続きを読む »