【本】17056『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』マシュー・サイド

話題であったために手にとった。 失敗を科学する内容で、半分が航空業界、残りは医療の話だった。 この手の話は、5年前くらい、私が学生の頃にも流行っていた。 航空業界の反省、ミスを減らす試みが医療界へ応用されているというもの… 続きを読む »

【本】17055『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編』ティモシー・テイラー, 池上彰

ミクロ編に引き続き、マクロ版も読んだ。 「アメリカの経常赤字は、海外からの投資資金が流れ込んでいるためであり、貿易の問題ではない」というのは現政権へのメッセージだろうか。 長期的なGDPの成長には生産性が必要というのは、… 続きを読む »

【本】17054『日本エリートはズレている』道上 尚史

外交官である筆者が、日本人の国際感覚がいかに乏しいかを指摘している。 日本の特徴は、リスクをとって海外に進出する割合が圧倒的に少ないというのはその通りだろう。 中国人のたくましさもそうだし、海外では韓国人の努力も目立つ。… 続きを読む »

【本】17053『「原因と結果」の経済学___データから真実を見抜く思考法』中室 牧子, 津川 友介

データ分析、統計学の本が流行っている。 ビッグデータというキーワードから、分析する重要性が叫ばれているのだろう。 本書は、相関関係と因果関係の違いに焦点をあてている。 医学では、因果関係が証明されていなくてもエビデンスと… 続きを読む »

【本】17052『米中もし戦わば 戦争の地政学』ピーター・ナヴァロ

米中ネタは現在の鉄板と言っていい。 江沢民以来の「核心」と位置づけられた習近平と、移民排斥を打ち出し、グローバリズムを否定するトランプ。 中国、アメリカの国益が衝突することは明らかであり、この独裁的な指導者同士が衝突する… 続きを読む »