【本】17013『「ココロ」の経済学 ──行動経済学から読み解く人間のふしぎ』依田高典
こちらも、行動経済学の本である。行動経済学の本の内容とほぼ同じだが、こちらのほうが表現が平易のため、初めて読むにはこちらのほうがいいかもしれない。 【カーネマンの2つの認知システム】 システム①自動的に高速で働き、努力… 続きを読む »
こちらも、行動経済学の本である。行動経済学の本の内容とほぼ同じだが、こちらのほうが表現が平易のため、初めて読むにはこちらのほうがいいかもしれない。 【カーネマンの2つの認知システム】 システム①自動的に高速で働き、努力… 続きを読む »
「生産性をあげるのは、経営者の責任だ」という筆者の主張に納得した。 日本の医療は非常に効率が悪い。必要以上の薬剤処方、抗菌薬の乱用、誰も望まない延命治療etc… これらが放置されてきたのは、制度設計の問題であ… 続きを読む »
社会が安定化すると、格差は固定化するようだ。一時はやったピケティの本でも、r(資本収益率)>g(経済成長率)であることを示し、格差が拡大傾向にあることを示している。 資産家(権力層)にとってはその方が合理的であるため、こ… 続きを読む »
おもしろいもので、同じ時期に購入した本は、似たような内容であることが多い。 もちろんタイトルから狙ったものもあるが、タイトルから予測できないほど内容が似ていることもある。 本書は、超予測力と内容が似ている。 感情によって… 続きを読む »
司馬史観とよく言われるが、日本人の歴史観は、司馬遼太郎の影響力が強すぎるらしい。 本書は、史料をもとに、司馬遼太郎の描かなかった人物像(主に吉田松陰、高杉晋作)を書く、というものだ。 結論から言うと、本書を読んだからとい… 続きを読む »
様々な物事の予測に長けている人が、どのような特徴を持つのかという点について述べた本。 平たく言えば、フェルミ推定とか、情報分析の本だ。 物事を予測するために、その予測に必要な情報を細分化し、それぞれについて細かく情報を探… 続きを読む »
大学入試という一つの問題をきっかけに、それに関連する歴史をおさらいすることができる。 解説が詳しいので、その歴史を知らなくても理解することができる。 中世を代表する神学者トマス・アクィナスは「お金を儲けたら、すぐに使うよ… 続きを読む »
経済発展への貢献、社会保障負担との関連など、様々な側面から考察をくわえているが、全編を通じて、「移民はその国の経済発展に貢献する」という結果に至っている。 トランプ政権もそうだが、日本の移民政策も、もう少し進まないだろう… 続きを読む »
AI時代には科学的な素養が重要になる、ということを主張している。 鈴木寛先生、ホリエモンとの対談部分が面白い。 ホリエモンとの対談部分で、センサーをつくる企業が強い、というのが筆者の主張で、ホリエモンはそれを統合する企業… 続きを読む »
下流老人の続編だ。新規の情報は少なかったが、前作の頃からまったく社会が前進していないところは憂慮すべき事態だろう。 社会保障負担に苦しむ日本にとっては、社会保障の優先順位を考えないといけないのは間違いない。しかし、「誰の… 続きを読む »