Tomohiro」タグアーカイブ

【本】17137『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~』山口 周

変化が早すぎてルールが追いつかない、だから自己規律が大事だ、という話。 最近流行っている仮想通貨を利用したICOなどはまさにそんな感じだ。 自分のなかに善悪の基準を持つべきというのは同意する。 筆者はライブドア当時のホリ… 続きを読む »

【本】17136『理系脳で考える AI時代に生き残る人の条件』成毛 眞

新しいものに興味があって、刹那主義で未来志向で、コミットの範囲が明確で、コミュニケーションが合理的。 これが理系脳らしい。 変化を厭わない方が生き残りやすいのは、赤の女王の例でもある。 理系脳とはすなわち、これからも急速… 続きを読む »

【本】17135『資本主義の終焉、その先の世界』水野和夫、榊原英資

分析はわかるが、得られる結論が私と違う。 「ゼロ成長が普通になる」、「少し不便な方がいい」というのはなんとなく聞こえがいいが、老人の戯言に過ぎない。 現在の日本の社会保障はすでに借金を抱えているので、これを維持するには成… 続きを読む »

【本】17134『AIが人間を殺す日 車、医療、兵器に組み込まれる人工知能』小林雅一

キャッチアップのために読んだが、驚くような内容はなかった。 『ディープマインドは、血液検査のデータをディープラーニングで機械学習し、ここから「腎臓病」の発症予測(予防)や早期発見に結び付けるAIシステムの開発に着手した。… 続きを読む »

【本】17133『世界史を創ったビジネスモデル』野口悠紀雄

ローマ帝国繁栄の源泉を「多様性の確保」と「フロンティアの拡大」として、その本質を現代に応用しようと考察している。 歴史の本として読んでも面白い。 ローマ時代・大航海時代の市場化、多様化、分散化から、産業革命後に組織化、同… 続きを読む »

【本】17132『植物のあっぱれな生き方 生を全うする驚異のしくみ』田中修

動物好きなので植物も手を出してみようと思ったら、これは面白い。 植物もきちんと多様性を確保するための工夫がされている。 一方で、イネ・ダイズは自家受粉。 やっぱり飼い慣らされると多様性を求めなくなる。こうはなりたくない。… 続きを読む »

【本】17129『パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学』池谷 裕二

脳科学者が子育てに参加するとこう考える、というのが分かる。 母親に感じる敗北感は誠に共感する。 哺乳類ではオスが子育てに参加しないものの方が多いし、進化上メスが適しているというのは分かる。 とはいえ、現代のヒトにおいては… 続きを読む »

【本】17127『絶望の超高齢社会~介護業界の生き地獄~』中村淳彦

週刊誌のような内容で、データには乏しい。 ただ、居酒屋のブラックシステムのノウハウが介護業界に流れ込んでいる、というのはなるほどと思った。 介護で最も大変なのは、「歩ける認知症患者」であるというのは、同意見だ。 介護判定… 続きを読む »