【本】『LIFE SHIFT』リンダ・グラットン, アンドリュー・スコット#12
人の寿命が伸びたことで、教育→仕事→引退という3ステージの人生構造自体を見直す必要が出てきている。自分はどんな価値観を持っているかを知り、人生の中でいかにスキルや人脈など無形資産を築きアップデートするための時間的経済的投… 続きを読む »
人の寿命が伸びたことで、教育→仕事→引退という3ステージの人生構造自体を見直す必要が出てきている。自分はどんな価値観を持っているかを知り、人生の中でいかにスキルや人脈など無形資産を築きアップデートするための時間的経済的投… 続きを読む »
社会が安定化すると、格差は固定化するようだ。一時はやったピケティの本でも、r(資本収益率)>g(経済成長率)であることを示し、格差が拡大傾向にあることを示している。 資産家(権力層)にとってはその方が合理的であるため、こ… 続きを読む »
格差に関する経済学的知見からの考察について、歴史的な経緯をまとめた本である。 まず、現在でも行われる「成長か格差是正か」「成長と不平等緩和のトレードオフ」という対立は、ルソー、スミスの意見の違いから認められる。 さらに、… 続きを読む »
筆者は、貧困を助けるNPOをされているソーシャル・ワーカーだ。 前にも、貧困高齢者などについて著作がある。 現在は、以下にあるように格差が拡大している。 “現在の若者の「しんどさ」を見る際に、「ジニ係数」(所… 続きを読む »
Area deprivation index(地域剥奪スコア)というものがある。 その地域の貧困層の割合、一人暮らしの高齢者の割合、ひとり親家庭の割合などから計算されるもので、その地域の「裕福さ」の度合いを表すイメージだ… 続きを読む »
現在は、若者が将来に持つ希望にも格差が生じている、というのが筆者の主張だ。 この理由は、将来の不確実性が増しているからである。 この状況を、”ドイツの社会学者ウルリッヒ・ベックは、「リスク社会の到来」と呼んだ… 続きを読む »