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【本】17096『生涯投資家』 村上世彰

高校の先輩ということもあり、購入してみた。 意外と面白く、おすすめだ。 批判はあるだろうが、ここまで資本主義寄りの意見を堂々と言う人は日本では貴重だ。 コーポレート・ガバナンスの意義を解き、日本の株式会社が株主の利益にな… 続きを読む »

【本】17095『MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣』 シバタ ナオキ

決算には、その会社の企業戦略や強み・弱みが如実に出る。 だから、財務諸表などを読む力をつけることで、その会社の思惑がわかる。 本書は、代表的な企業を例に、その企業の強み・弱みについて説明している。 Amazonがキャッシ… 続きを読む »

【本】17094『幸福の「資本」論――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」』橘 玲

意外と面白かった。 金融資産、人的資本、社会資本のすべてを手に入れることはできないと筆者は言う。 つまり、「経済的な自由」「やりがいのある仕事」「豊富な友達」のすべてを入手するハードルは非常に高いと。 だから、面倒な社会… 続きを読む »

【本】17093『時間をかけずに成功する人 コツコツやっても伸びない人 SMARTCUTS』シェーン・スノウ

指導者の重要性、経験の重要性、など。 努力のための努力に意味はない。 医療界でも、「○年の経験」などが専門医の条件として平然と記載されている。 同じ期間でも人によって得られる価値は大きく異なるのに、どうしてそれで評価でき… 続きを読む »

【本】17092『問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論』エマニュエル・トッド

トッドの最新作。序章の翻訳調に読むのをやめようかと思ったが、読み進めると意外にも大変おもしろかった。 トッドの家族研究からの考察は面白い。核家族のアングロサクソンは世代間での連続性がない。 その結果、受け継ぐこともない代… 続きを読む »

【本】17089『池上彰の宗教がわかれば世界が見える』池上 彰

宗教観が世界的に希薄になっているという話はよく聞く。 アメリカで仏教徒が増えているようだが、本気で信じている人はおそらく少なくて、「禅」をしてみたいとかエキゾチックな雰囲気に惹かれているようだ。 だから、禅宗ではない浄土… 続きを読む »

【本】17087『戦争にチャンスを与えよ』エドワード・ルトワック

戦争というのは、自然現象に近いから、思考停止で批判するのはよくないというのが筆者の主張。 確かに、戦争を抑制しようとするあまり過剰な介入を行うことで、中東情勢などをよりややこしくしているのは事実。 考え方自体は、米英の正… 続きを読む »

【本】17086『POWERS OF TWO 二人で一人の天才』ジョシュア・ウルフ・シェンク

宣伝が多かったので購入した。 いかにパートナーと一緒にパフォーマンスを上げることができるか。 夫婦などはその典型と言えるだろう。 個人的には、ある程度同質で、ある程度価値観が違う相手こそ理想的なのだと思う。 あまりに環境… 続きを読む »

【本】17085『ベーシック・インカム 国家は貧困問題を解決できるか』原田泰

ベーシック・インカムについて理解不足だったので、本を読んでみた。 結論から言うと、私は賛成だ。 日本は税金の種類が多すぎる。セーフティネットは確かにあるが、申告制のものが多すぎる。高齢者の貧困の大半は、この申告制をなくす… 続きを読む »