【本】17066『<軍>の中国史』澁谷由里
軍隊と政権とのかかわりを、中国の歴史をなぞりながら描いた本だ。 中国の軍隊は、私兵と国軍の間を揺れ動いてきた。 北方民族に対抗するために国軍を増強するが、国軍の維持にはコストがかかる。 そのコストを支えきれずに国力が衰弱… 続きを読む »
軍隊と政権とのかかわりを、中国の歴史をなぞりながら描いた本だ。 中国の軍隊は、私兵と国軍の間を揺れ動いてきた。 北方民族に対抗するために国軍を増強するが、国軍の維持にはコストがかかる。 そのコストを支えきれずに国力が衰弱… 続きを読む »
中国の歴史を、日本とのかかわり、特に経済的な関係のなかで描いた本だ。 国交が断絶していても、ともに大量の人口を抱えた隣国同士であり、民間ベースでの経済交流はあったようだ。 中国農村の共同体が、日本人のイメージする農村の共… 続きを読む »
医療ジャーナリストの筆者が書いた、医療費の無駄に関する本だ。 この本にも書いてあるとおりだが、病院(医師も含めて)は診療報酬から収入を得ている以上、医療費を削減するインセンティブはない。 勤務医は病院に雇われたサラリーマ… 続きを読む »
研究協力者としてお手伝いした「医師の勤務実態及び働き方の意向等に関する調査」について、拙文を発表いたしました。 お読みください。 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/49774
ゲーム理論について第二弾。 「はじめてのゲーム理論」は、ブルーバックスということもあり、簡単な数式が登場していた。 その分理解しやすくもあるが、読むのに時間がかかる。 本著は、具体的な例を多様しており、この場面を説明する… 続きを読む »
ゲーム理論について少し勉強した。 「お互いに相手の予想通りの戦略を選ぶことが、お互いにとって最善になっている状態」=ナッシュ均衡 「一方の利得を下げないでは、もう一方の利得を上げることのできない状態」=パレート効率 「ゲ… 続きを読む »
ASEAN随一の人口を誇るインドネシア。 多様性のなかの統一を国是とし、多民族をまとめてきたのは素晴らしい。 しかし最近では、インドネシア社会がイスラム化していると言う。 グローバリゼーションで貧富の差が開き、疑問を覚え… 続きを読む »
野口悠紀雄氏が書いた、日本経済の解説本だ。 具体的には、アベノミクスがどうして株価上昇を招きながら、実体経済には影響を与えていないか、についてである。 アベノミクスの株価上昇については、筆者も指摘しているが、アベノミクス… 続きを読む »
ホリエモンの著作だ。 今後必要になるのがG人材、L人材に分かれるというのは同感だし、新しい話でもない。 しかし、その両者ともに学校教育など必要ないというのは面白い視点だ。 特に日本の学校教育は必要ない。 G人材は世界で稼… 続きを読む »
子育て支援が、どのくらい経済成長に貢献するかということに焦点をあてた本。 子ども一人当たりの子育て支援の政府支出は、日本では、先進諸国平均の半分のレベルで据え置かれてきた。 視点が面白い。 子育て支援の効果については、単… 続きを読む »