【本】『みみずくは黄昏に飛びたつ』川上未映子、村上春樹 #46
村上春樹にとって小説を書くというのがどういうことなのか。『職業としての小説家』よりずっとわかりやすくなっていると思う。久しぶりに知らない世界を見せてくれた本、感動しました。すばらしい。 ものを書くっていうのは、とにかくこ… 続きを読む »
村上春樹にとって小説を書くというのがどういうことなのか。『職業としての小説家』よりずっとわかりやすくなっていると思う。久しぶりに知らない世界を見せてくれた本、感動しました。すばらしい。 ものを書くっていうのは、とにかくこ… 続きを読む »
表紙はあまり魅力的ではないが、内容は面白い。 動物や原住民の研究から、子育てと本能との関係を表している。 子供の虐待死などは、親の責任にすべて押し付けられるものではない。どんな動物だって経済学的、環境的に子育ての継続が困… 続きを読む »
フィリピンは、アメリカの影響で民主主義が根付いたのが早かったにもかかわらず、ASEANのなかでは経済成長が遅く、人口あたりGDP金額では、マレーシア、インドネシアの後塵を拝している。本著は、フィリピンに焦点をあて、その魅… 続きを読む »
面白かった。一見慈愛に満ちた平等主義が、結局は誰のためにも機能しないということを、経済学の視点から指摘している。 例えば価格。価格を統制することは絶対にやってはいけないと筆者は指摘する。価格は需給に応じて効率よく財を分配… 続きを読む »
デジタル技術の業界はそもそも、サイクルの早い試行錯誤を重んじ、β版でも平気でサービスとして運用する。 使用経験をフィードバックすることで洗練化させることに重きを置いてきた。 しかし、技術革新によって、正確性、ミスの許され… 続きを読む »
チンパンジーは6年間母親が一人でつきっきりで育児をする。ではヒトの本来の育児とはどのようなものなのか?取材班がジャングル奥地の原住民を取材しに行くと…!表紙やタイトルはかなり暗い感じだが、中身は科学読み物といった調子でと… 続きを読む »
友利先生の本の中では一番内容が濃いような。子どものスキンケアのやり方なんてほとんど誰も言っていないので、とても参考になる。そこまで徹底して保湿すべきとは知らなかった。
内容はほとんどアドラー心理学。選択理論とアドラー心理学の違いについては、さっとネットで検索したくらいではよくわからなかった。『嫌われる勇気』は物語仕立てになっていたが、こちらのほうが学問として体系的にまとめて書かれている… 続きを読む »
最近思うのは、「これから日本では、世代間戦争が激しくなるだろう」ということだ。 50代以上と、30代未満では、描く未来も見える世界もぜんぜん違う。 前者はいわゆる逃げ切り世代であり、若年層からみれば既得権益層である。 対… 続きを読む »
一言でいうと、アナロジーの重要性を説いた本だ。 イノベーションは既存の技術の掛け合わせにすぎない、ということはよく知られている。 本著は、その事例について紹介している。読みやすくて面白い。 大事なのは、こういった事例をい… 続きを読む »