【本】17149『オックスフォードからの警鐘 グローバル化時代の大学論』苅谷剛彦
日本の大学は言語の壁によって、「学生市場、教員市場、資金市場」などのリアルな市場で英語圏の大学との競争にさらされているわけではないから、カリキュラムの英語化などは必要ない。 むしろ、成果の競争など「想像上の競争の場」での… 続きを読む »
日本の大学は言語の壁によって、「学生市場、教員市場、資金市場」などのリアルな市場で英語圏の大学との競争にさらされているわけではないから、カリキュラムの英語化などは必要ない。 むしろ、成果の競争など「想像上の競争の場」での… 続きを読む »
変化が早すぎてルールが追いつかない、だから自己規律が大事だ、という話。 最近流行っている仮想通貨を利用したICOなどはまさにそんな感じだ。 自分のなかに善悪の基準を持つべきというのは同意する。 筆者はライブドア当時のホリ… 続きを読む »
新しいものに興味があって、刹那主義で未来志向で、コミットの範囲が明確で、コミュニケーションが合理的。 これが理系脳らしい。 変化を厭わない方が生き残りやすいのは、赤の女王の例でもある。 理系脳とはすなわち、これからも急速… 続きを読む »
読書家の出口さんは、絵本までカバーしているのか、と驚いた。 子どもに読ませる本の参考になった。 この『橋をかける 子供時代の読書の思い出』は、おそらく世界最高の読書論だと僕は思っていますので、ご興味のある方は、ぜひ読んで… 続きを読む »
脳科学者が子育てに参加するとこう考える、というのが分かる。 母親に感じる敗北感は誠に共感する。 哺乳類ではオスが子育てに参加しないものの方が多いし、進化上メスが適しているというのは分かる。 とはいえ、現代のヒトにおいては… 続きを読む »
教育の話。こういう話は子育てに限らず、人を育てるときと一緒。 正解を教えるよりも一緒に調べる。 親が面白いと思ったことは子どももやるようになる。 この本で繰り返し示される「成功」とは「健康で、思慮深く、思いやりがあり、他… 続きを読む »
テーラーメイド医療とか、個別化医療とかが言われるなか、時代の流れを捉えた良書だと思う。 最近受けた産業医講習では、産業医のはしりとして神様のように言われていたテイラーのことを、本書では批判しているのが面白い。 すべての作… 続きを読む »
どちらかだけ買うなら前著よりこちらがおすすめ。 EASYの細かいスケジュール例や、一貫性のあるしつけとはどういうことか、どのように子どもに感情をコントロールさせればよいか、わかりやすく書いてある。赤ちゃんのリズムを大切に… 続きを読む »
現代の偉人たちにインタビューした本。 面白かったのは、山中伸弥先生、山極寿一先生の項。 まとめると「夢中になっていることに挑戦しなさい」という陳腐な言葉になってしまうが、彼らの人生のなかでどのようなチャレンジをしてきたか… 続きを読む »
iphoneの読み上げで読了。 子供3人をスタンフォード大に入学させたアグネス・チャン。 彼女が子供の教育に熱心なのは、中国系の家で育ったことと無関係ではないだろう。 彼女は香港系だが、中国系の人たちは、政府による保護に… 続きを読む »