【本】17099『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』 河合雅司
人口推計や種々の統計データを元に、日本の将来起きる問題について述べている。 資料としては有用な本だろう。 後半の対策部分の提言は、甘い。 筆者が妙案として出している、相続税の増税は現実味がない。 生きているうちの社会保障… 続きを読む »
人口推計や種々の統計データを元に、日本の将来起きる問題について述べている。 資料としては有用な本だろう。 後半の対策部分の提言は、甘い。 筆者が妙案として出している、相続税の増税は現実味がない。 生きているうちの社会保障… 続きを読む »
先進国の経済成長は、イノベーションに起因する。したがって、生産性を向上させることで、人口減少に伴う経済成長鈍化を上回ることが可能だ。これが本書の趣旨だ。 しかし、本書は高齢化の影響をあまりに楽観視している印象がある。 高… 続きを読む »
下流老人の続編だ。新規の情報は少なかったが、前作の頃からまったく社会が前進していないところは憂慮すべき事態だろう。 社会保障負担に苦しむ日本にとっては、社会保障の優先順位を考えないといけないのは間違いない。しかし、「誰の… 続きを読む »
Lancetにcorrespondence letterが掲載されました。 Title: The possibility of vascular care for prevention of dementia Autho… 続きを読む »
高齢化社会、人口減少社会であるにもかかわらず、日本ではタワーマンションなど新築住宅の造成は進んでいます。 今後、中古住宅の市場開拓へ向けて、政府の支援も出てくるでしょう。 しかし、都市化への人口集中は今後止まらない流れと… 続きを読む »
医療費増大の原因は、高齢化だけではない。 むしろ、医療技術の進歩の方が影響が大きいと言われている。 昨今の高価な薬剤の登場は、まさにそれを象徴すると言えるだろう。 そんな状況で、医師である筆者が私見を述べている。 現在の… 続きを読む »
『現場からの医療改革推進協議会 第11回シンポジウム』にて、東日本大震災の健康被害、さらに高齢社会への応用について発表いたしました。 (非公開) https://www.evernote.com/shard/s164/n… 続きを読む »
著者は、OECD東京センター所長。 著者がOECDの統計データに詳しいため、OECDの発表資料や日本の政府統計などを多く引用している。 高齢社会、人口減少、女性の社会進出などのテーマについて国際比較を行いたいときに、どの… 続きを読む »
今後の40年間で起きることについて書いた、未来予測の本だ。 気候変動やエネルギー問題への対策として、世界がGDPのうち数%を投資に回さざるをえず、その結果、国民一人あたりの消費は停滞する可能性が高いと筆者は考えている。 … 続きを読む »
人口減少社会での新しい経済活性策について述べた一冊。 “私は日本が今入り込んでいる状況を、“低欲望社会”と呼んでいます。要するに、欲望のない社会です。欲望のない社会にはどういう問題が出てくるかというと、今まで… 続きを読む »