【本】16070 武士の家計簿 by 磯田道史
2003年に発売されたベストセラーだが、面白い。 加賀百万石の会計係であった猪山家の家計簿を元に、幕末から明示初期にかけての武家の経済状況、文化、価値観などが想像できる。 中心となるのは第八代当主の直之と、第九代当主の成… 続きを読む »
2003年に発売されたベストセラーだが、面白い。 加賀百万石の会計係であった猪山家の家計簿を元に、幕末から明示初期にかけての武家の経済状況、文化、価値観などが想像できる。 中心となるのは第八代当主の直之と、第九代当主の成… 続きを読む »
”わたし自身、編集者としては極めて凡庸な才能だと思いますが、ただ、もし適性があったとすれば、自分自身がもっともいきいきと力を発揮できるサイズ感、しあわせでたのしい規模感を想定して、それをやり遂げるというところにあったので… 続きを読む »
幼虫として長期間を土の中で過ごすセミがいます。 13年、17年という周期で大発生を繰り返すため、筆者は素数ゼミと名づけています。 なぜ、素数なのか。この答えがわかりやすく説明されています。 もともとはこの類のセミは多くの… 続きを読む »
石油価格は投資マネーによって左右されることはよく知られているが、その埋蔵量は何に左右されるのか? 筆者の述べる定義は以下だ。 “「埋蔵量」とは、この「技術的に回収可能な資源量」のうち、通常の方法で経済的な採掘… 続きを読む »
投資家である本多静六の書いた、人生計画に関する本です。 本多氏は、25歳のときに以下のような計画をたてました。 25-40歳 蓄財 40-60歳 専門職を通じて国へ奉仕 60-70歳 利益を超越して国に奉仕 70歳以上 … 続きを読む »
筆者は研究者。 コーヒー好きが高じて、コーヒーのためのホームページを運営するなどしていた。 長年Pubmedなどを通じて調べた内容を書籍にまとめたのがこの一冊。 ブルーバックスだけあって、通常のコーヒーのように産地や経済… 続きを読む »
筆者は世界の紛争現場で武装解除の活動を行ってきた。 その経験から、筆者が軍や平和に関して感じた実感が記載されており、面白い。 日本がカネを出すだけとよく言われるが、そこまで卑下する必要はないと筆者は言う。『本来、国際協力… 続きを読む »
聖書に関しての読書会を通じて二人の対談が続く。 神学の考え方は、すべて納得することはできないが、現実となるべく整合性をとろうとしているのは面白い。 キリスト教が、エリート主義につながりやすいのは、彼らは自分が神とつながっ… 続きを読む »
『アンネの日記』 『聖書』 『コーラン』 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 『資本論』 『イスラーム原理主義の「道しるべ」』 『沈黙の春』 『種の起源』 『雇用、利子および貨幣の一般理論』 『資本主義と自由… 続きを読む »
日本史を、経済的な視点から捉えようとした本。 特に、古代の歴史から掘り起こしているのは面白い。 蘇我氏は、朝廷の財政に食い込むことで台頭し、権勢を振るっていたが大化の改新で殺される。 そのときからすでに、日本流のR… 続きを読む »