【本】16078 目の見えない人は世界をどう見ているのか by 伊藤 亜紗
本書が言うように、”人が得る情報の八割から九割は視覚に由来する”。 では、目の見えない人はどのように世界を把握しているのか、それを描いたのが本著だ。 最近であれば、人口網膜などをつくって視覚を取り… 続きを読む »
本書が言うように、”人が得る情報の八割から九割は視覚に由来する”。 では、目の見えない人はどのように世界を把握しているのか、それを描いたのが本著だ。 最近であれば、人口網膜などをつくって視覚を取り… 続きを読む »
領民の立場からみた資料を元に戦国時代を紐解いた本である。 “中世というのは、毎年毎年、端境期に飢餓が訪れ、それによって多くの人々が命を落としていく、民衆にとっては生存すらが必ずしも保証されていない、過酷な社会… 続きを読む »
一見、女子アナのどろどろを描いた小説で、自己顕示欲の強い登場人物たちがわんさか出てくる。しかし、全く共感できる部分がないわけではない。弱さゆえに素直に生きられない女性の象徴としての女子アナたちが、なんだか物悲しく感じられ… 続きを読む »
本物と偽物、アナログとテクノロジー、現実と非現実。テクノロジーを追求したその先に、本当の人間らしさが残るのかどうか、私たちはちょうどいま実験中なのかもしれない。テーマがはっきりしていて読みやすい。
どんな領主も人口が欲しい。 しかし、農民にとって領主は必ずしもいい存在ではない。 そこで、「走り人」という形で他の土地に逃げ出す者もいた。本著はそのような「走り人」の実態について書いた本である。 戦国時代の終わりとともに… 続きを読む »
”表現の世界でも、常に自己模倣の危険性は伴っている” ”撮影時は、どこまで不純物を排除し、イノセントになれるか。どれだけピュアな気持ちでシャッターが切れるか。その1点が本当に大切になってきます。逆に、発表時にどこまで第三… 続きを読む »
グーグルマップが果たした地図の役割について。 古来、鳥瞰図であった地図が、ある目的に沿った路線図、観光地図などによって「マップ」となった。 しかし、グーグルマップの出現によって、また地図の時代に戻った。 一方で、地図自体… 続きを読む »
“行動分析学は「人間と人間以外の動物のあらゆる行動を対象として、独特の行動観によって規定されている心理学」”である。 心理学というと大変曖昧な印象を受けるが、意外と科学的に学問されている。 面白い… 続きを読む »
人口減少社会での新しい経済活性策について述べた一冊。 “私は日本が今入り込んでいる状況を、“低欲望社会”と呼んでいます。要するに、欲望のない社会です。欲望のない社会にはどういう問題が出てくるかというと、今まで… 続きを読む »
筆者は小説家。技術の進歩によって機械がヒトに近づいている。 そのなかで、ヒトというものの捉え方が変わるかもしれないという命題を抱きながら、各分野の研究者にインタビューをしている。 SR、3Dプリンタ、人工知能などの専門家… 続きを読む »