【本】17117『人間はどういう動物か』日高敏隆
ドーキンスの利己的遺伝子とか、その流れの話。 動物は利己的であるが故に、自らのリスクを回避するため殺し合いはしないとか、そういう視点が面白い。 この分野、現象を観察するのは誰でもできるが、その解釈には知性が必要だ。 「自… 続きを読む »
ドーキンスの利己的遺伝子とか、その流れの話。 動物は利己的であるが故に、自らのリスクを回避するため殺し合いはしないとか、そういう視点が面白い。 この分野、現象を観察するのは誰でもできるが、その解釈には知性が必要だ。 「自… 続きを読む »
月並みでイヤなのだが、私が一番好きな動物はパンダ。 笹しか食べない(動物園では果物食べる)、腸内細菌叢(実はセルロース分解できていない説)とか、ツッコミどころが多すぎるのが好み。 この本は主に形態学からのアプローチ。笹を… 続きを読む »
発売されたばかりではあるが、本書はとてもタイムリーな本となった。 というのも本書が発売された直後に、筆者が2017年のイグノーベル賞を受賞したからだ。 受賞のキッカケとなったトリカヘチャタテについてももちろん記載してある… 続きを読む »
父親という存在は、生き物のにとっては必要がない。 オスは確かに有性生殖に必要だ。しかし、出産・子育ては理論上は母親だけで完結する。 事実、多くの哺乳類ではオスは子育てに参加しない。 しかし、ゴリラは明確に父親が存在する。… 続きを読む »
人口が減るなかで、労働力を外国人の活用か、デジタル労働力の活用をするしかないのは明らか。 そういったなかで、どのようなスキルが重要になるかなどに焦点をあてている。 EQに優れて、顧客サービスができる人の価値はますます高く… 続きを読む »
落合陽一さんが書いた本。 ローカル vs グローバルという比較に優劣がないというのは同意だが、そういうことを言っている人は概してグローバルに活動している人だったりする。 医師は、通常はローカル人材のトップ層と言っても過言… 続きを読む »
経済学というほど大したことではなかった。 成功した秘訣は思いつきやすいが、その秘訣は大抵が幸運の賜物だったりする。 だから、成功し続けようと思ったら、その幸運が舞い込み続けるように努力すべきである。 つまり、周囲の人への… 続きを読む »
軽度の睡眠障害持ちなので、読んでみた。 就寝後、最初の90分が一番大事。仮眠は20分くらいが効率的。 寝る90分前くらいに入浴するのが良い。 レム・ノンレムの周期にかかわらず、睡眠の質は、眠り始めの90分で決まる。「最初… 続きを読む »
岩田健太郎先生が書いた、感染症治療の考え方の基本。 内容は良書。基本的な原則がコンパクトにまとまっている。 ただ、私の期待とはズレてしまっていたのが残念。 「高齢者のための」と銘打っているので、最近話題となっている「どこ… 続きを読む »
行動経済学を生み出した、イスラエル出身の天才コンビについて書いた本である。 行動経済学の内容自体なら、他の本を読んだ方がいいだろう。 本書は、その天才たちがどういった気付きからこの学問を打ち立てるに至ったかについて書いて… 続きを読む »