【本】17091『2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する』英『エコノミスト』編集部

未来の技術に関する本。 この手の本はすべて読むようにしている。 医療でも医師の雇用がAIで奪われるという話題が多い。 医師のなかにも何種類かいると私は思っている。 そのなかで、「医師免許という資格に守られてきただけの医師… 続きを読む »

【本】17090『僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう』山中伸弥, 是枝裕和, 羽生善治, 山極壽一, 永田和宏

現代の偉人たちにインタビューした本。 面白かったのは、山中伸弥先生、山極寿一先生の項。 まとめると「夢中になっていることに挑戦しなさい」という陳腐な言葉になってしまうが、彼らの人生のなかでどのようなチャレンジをしてきたか… 続きを読む »

【本】17089『池上彰の宗教がわかれば世界が見える』池上 彰

宗教観が世界的に希薄になっているという話はよく聞く。 アメリカで仏教徒が増えているようだが、本気で信じている人はおそらく少なくて、「禅」をしてみたいとかエキゾチックな雰囲気に惹かれているようだ。 だから、禅宗ではない浄土… 続きを読む »

【本】17088『愛と怒りの行動経済学』エヤル ヴィンター、青木 創

これはオススメ。 ゲーム理論についての基本的な本を読んだ後だと、理解が深まるだろう。 しっぺ返し戦略が、自分の戦略として合理的なのはよく知られている。 つまり、裏切られたら自分は敵対する。しかし、相手が自分側に味方したと… 続きを読む »

【本】17087『戦争にチャンスを与えよ』エドワード・ルトワック

戦争というのは、自然現象に近いから、思考停止で批判するのはよくないというのが筆者の主張。 確かに、戦争を抑制しようとするあまり過剰な介入を行うことで、中東情勢などをよりややこしくしているのは事実。 考え方自体は、米英の正… 続きを読む »

【本】17086『POWERS OF TWO 二人で一人の天才』ジョシュア・ウルフ・シェンク

宣伝が多かったので購入した。 いかにパートナーと一緒にパフォーマンスを上げることができるか。 夫婦などはその典型と言えるだろう。 個人的には、ある程度同質で、ある程度価値観が違う相手こそ理想的なのだと思う。 あまりに環境… 続きを読む »

【本】『愛と怒りの行動経済学』エヤル ヴィンター、青木 創 #47

感情は理性を邪魔するものではなく、実は合理的な行動を導くために重要な役割を果たしている。ゲーム理論の初歩さえ知っていれば簡単に理解できる。感情も、判断を下すために重要なファクターの一つだ。 われわれは権威ある人物と接して… 続きを読む »

【本】『みみずくは黄昏に飛びたつ』川上未映子、村上春樹 #46

村上春樹にとって小説を書くというのがどういうことなのか。『職業としての小説家』よりずっとわかりやすくなっていると思う。久しぶりに知らない世界を見せてくれた本、感動しました。すばらしい。 ものを書くっていうのは、とにかくこ… 続きを読む »