書評」カテゴリーアーカイブ

【本】『 世界一子どもを育てやすい国にしよう』出口 治明, 駒崎 弘樹#92

”定年制の廃止が一番いい政策となります。もちろん、仕事を辞めたい人は辞めてもいいんですよ。でも、定年制を廃止したら、おそらく経団連は直ちに年功序列の賃金体系をやめるでしょう。年功序列賃金体系のもとでは、やっていられなくな… 続きを読む »

【本】『 ハーバードはなぜ日本の東北で学ぶのか』山崎 繭加, 竹内 弘高#91

”もちろん言語とスキルも必要だが、同時に人格も磨き、人を尊重して真摯に耳を傾ける、人間としての基本のようなものもしっかりとみずからに刻んでいくようにしないと、「頭もものすごくよいけど、めちゃくちゃ性格もよい」HBSの学生… 続きを読む »

【本】『 結婚と家族のこれから~共働き社会の限界~』筒井 淳也#90

”「産む性」としての女性が抱えている様々な問題は、もはや家族、特にジェンダー家族によって解決される必要がない、ということになります。子どもを生み、育てる女性が頼るのは、特定の男性、つまり夫ではなく、社会全体でもよい” ”… 続きを読む »

【本】『ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた』堀江貴文#89

2013年の本だが、凡人が思いつきそうなビジネスアイディアはほとんど思いついている。自分の専門分野以外でここまで考えられるのはやはり読書のおかげなのだろう。ヘルスケアや原発問題に関してもかなり合理的で偏りの少ない意見を持… 続きを読む »

【本】『現代思想2016年10月号 緊急特集=相模原障害者殺傷事件』#87

優生学の立場を認めてしまうと、それがちょっとでも病気のある人や成績の悪い人などというように、際限なく広がってしまう、だからそれは絶対に認めてはいけないという意見があり、わかりやすかった。 しかし、経済的コストの問題にどう… 続きを読む »