【本】17033『世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか』ピョートル・フェリークス・グジバチ

投稿者: | 2017-02-18

Googleの社員が書く、仕事術の本。

内容に目新しさはない。
この類の本は、さっと読めるが再読する気が起きない。
だからこそ、同じような本をもう一度買って、「こんなこと、前にも書いてあったな」、と気を引き締め直すというのを繰り返している。

案外、これが正しい使い方なのかもしれない。

自分の仕事を自分でしなくて済むようにすることこそ、究極的な「効率化」であり、今後生き残るために必要なことです。

頼まれている仕事の基準や締め切りを明確にすることは、プロフェッショナルとしての基本でもあります。

ハーバード大学のエイミー・エドモントン教授は、問題を、「解決すべき問題」ではなく、「学ぶべき問題」として検討すると、わからない部分が見えてきて、チーム全体で知恵を絞ろうという姿勢をつくりやすくなる

好奇心の赴くままに、おもしろいと思うことを追求していけば、それが自分のキャリアパスになる

たとえば、その人と関係が深そうな人の名前を挙げて「◯◯さんをご存知ですか? もし興味があれば、ご紹介しますよ」とメールをする。業界の最新ネタの英文記事のリンクを張って、「こんな記事を見つけたんですが、ご存知でしたか?」と情報提供する。こちらから相手がほしそうな情報をギブすれば、反応が違います。

さて、「フィードバック」は行なっている方が多いと思いますが、「フィードフォワード」はどうでしょうか?

「フィードバック」というのは過去の振り返りです。 「フィードフォワード」というのは、単純にいえば、「私はこれから、どうすればいいのですか?」という話です。

よい情報を聞き出す質問は、「①具体的に、②私はどこで、③何を変えて、④どうすれば、うまくできるようになるのですか?」という4つのポイントが入ったものです。

信頼関係ができて、利益につながったのは、まず自分がやりたいことを世界に向けて発信するほうだったのです。

会社のミッションとかビジョンには、英語で言うと「forのミッション」と「withのミッション」があります。

今、なぜ学ぶことが大事なのかというと、「選択肢」をたくさん持っていたほうが生き残れる可能性が高くなるからです。

「成長思考」は、言葉そのままで、成長しようという思考です。 「学習思考」は、学んでいこうという意識。自分はこういう人だという思い込みにとらわれず、まだまだ学んでいこうという姿勢です。

複数の作業を同時進行をする時間と、ひとつのことに集中して仕事をする時間や大事な会話をする時間を分けています。

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