【本】『蜜蜂と遠雷』恩田陸 #49
音楽ものの小説って面白いと思う。映像的で、小説というより漫画とかドラマみたい。書かれていること以上のことはないという感じ。
音楽ものの小説って面白いと思う。映像的で、小説というより漫画とかドラマみたい。書かれていること以上のことはないという感じ。
文体にすごく特徴があって、緑子のノート書きと組み合わさって話が展開していくのが面白い。
感情は理性を邪魔するものではなく、実は合理的な行動を導くために重要な役割を果たしている。ゲーム理論の初歩さえ知っていれば簡単に理解できる。感情も、判断を下すために重要なファクターの一つだ。 われわれは権威ある人物と接して… 続きを読む »
村上春樹にとって小説を書くというのがどういうことなのか。『職業としての小説家』よりずっとわかりやすくなっていると思う。久しぶりに知らない世界を見せてくれた本、感動しました。すばらしい。 ものを書くっていうのは、とにかくこ… 続きを読む »
マザーハウス・山口絵理子さんのお父様の著書。ホームページを見た瞬間に思ったけれどすごい人。あまり悩まずなんでもまず行動に移す勇気、そして失敗してもちゃんと次に繋げられる、そんな考え方を見習いたい…!週に一回、失敗しても良… 続きを読む »
運動習慣や食べ物の好みなど、遺伝が関係する範囲は思ったより広い。でも、重要なのは腸内細菌の内容とその多様性であり、腸内細菌自体は環境の影響を受けやすく、良くも悪くも変化しやすい。腸を自分の体の中の庭だと思って、腸内細菌を… 続きを読む »
五嶋みどりの母、節を中心としたノンフィクション。 節自身がかなりの才能の持ち主であったのに、見合い結婚でその才能を「潰されてしまった」。みどりの指導に対して非常に厳しかったのにも納得がいく。 みどりを一番可愛がったディレ… 続きを読む »
これまでの作品で一番好きかも。普通ぽくないけど実は本当の普通、みたいなことが書かれているのがいいと思う。あたたかくうつくしい物語。
有名なバディ幼稚園の園長の著書。やってあげるのではなくやり方を教えて根気よくサポートするというコンセプトは共感できる。運動が苦手な子どももいるのだから、成功体験を積ませるためにそこまで過酷なトレーニングは必要ないのではと… 続きを読む »
著者の人生が激しすぎて、別世界の話としてしか読めなかったけれど、本当にすごいと思う。やっぱり豊かな人の多くはいい人だし、いい人の多くは豊かなのだろう。 別に「ありがとう」と言ってもらいたいわけではなかったけれど、人に何か… 続きを読む »