【本】『子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方』菅原裕子 #18

投稿者: | 2017-03-23

コーチング的な考え方を取り入れているが、基本的には子育て寄りの本。もちろん実行するのはかなり大変そうであるが、具体的なやり方が書いてあるのでわかりやすい。

私たちは今、子供に対してやっている何を変える必要があるでしょう。はたして、まず、変える必要があるかどうかです。その答えは、親が子育てに満足しているかどうかではなく、子供が日々の生活をどう感じているかによります。

自分は愛されていないかもしれないという怖れが、人を優秀であることの証明に走らせるのです。ここに自己肯定感と傲慢さの違いがあります。

禁止語を言わないために、子供の動きを規制しなくてもいいような環境を作りましょう。

「自分でやりなさい」と子どもに仕事を押し付けるのではなく、子どもがやりたくなるような環境づくりをしましょう。環境づくりの第一歩は、子どものやりたがりの芽が出てきたときに、その邪魔をしないことです。

子どもの仕事は子どもにまかせる、そして甘えは受け入れるというように、はっきりとした枠組みをもっていれば、迷うこと無く一貫性をもって子どもに対応できるのです。

被害者は、自分の体験は自分で変えられることを知りません。

事故に繋がる可能性があったり、自分を傷つけてしまいそうな危険があるときは、すぐその場で叱るべきです。命が危険にさらされるという緊急を要することであると、その場で教えることが大切です。それ以外では、子どもを叱ることは、害こそあれ何もいいことはありません。

「人の役に立つ喜び」を教えることができれば、マナーの内容を逐一言って聞かせる必要はありません。

まずは親の役に立ってもらうことから始めましょう。…子どもが手伝ってくれたら、子どもをほめないことが大切です。…子どもが手伝ってくれたことに感謝し、喜んでください。子どもが親のために働いたときに、親がどう感じたか、気持ちを教えてあげてほしいのです。

生きやすい生活習慣とは、楽に気ままに、やりたいようにやるということではありません。…まず親が生活の「枠組み」をはっきりと示すことが大切です。

選択の自由が与えられ、自由に選ぶことを繰り返して来た子どもは、自分の選択に責任をとろうとします。

親が望む状況をはっきりと決めて、その状況が起こったときに、プラスのメッセージで子どもの言動を強化したのです。

子どもが思わず「どうして?」とたずねたくなるようなことを言ったら、まず黙って、理解するために子どもの語尾を繰り返して下さい。

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