【本】『コーチングマネジメント』伊藤守 #16

投稿者: | 2017-03-23

2002年初版の本だが、コーチングに関して基本的なことが書かれており、どれか1冊と考えるならこれを読めば良さそう。きちんと相手の話を聞き、それによって相手に考えさせるということの重要性がよくわかる。

 

最近になって、一方的に教えても選手はその技術や知識をそのまま使えないということがわかってきました。選手が本当に使えるアイディアとは、それを使う本人が自分で見つけ出し、そのアイディアを発展させるアイディアも自分で見つけ出すという過程を踏むことが必要だったのです。

コーチはクライアントがより自由に発想し、アイディアをより具体的にするためのコミュニケーションをつくり出します。
会話を広げ、会話を促進するのがコーチの仕事

人にとって管理され過ぎること、自発性を奪われることは、何にも増して「害」
「管理と放任」の二極化に対して、コーチングがあります。

・聞かれたら答える。
・一回にひとつ
・相手の感覚を大事にする、それを受け入れる。

「コーチング・カンバセーション」のもととなるのは、クライアントの話を聞くことです。

続けるための条件のひとつは、リマインドさせてくれる人がいること、誰かと約束することです。コーチがこの役割を果たします。

具体的でビジュアルで、自分の内側ではっきりとイメージできる目標しか達成されない。

一般にコーチングは週に一度、電話で三十分程度行われます。

自発的に動けるようにするということは、動きたくなるような環境を整えるということです。
「やる気」を扱ったり、やる気になれない心理的な問題を探ったりすることは基本的にありません。
人が目標達成に向けて行動し続けるには、たったひとりで目標に挑むというイメージから自由になって、自分には十分なリソースや協力体制があるという実感が必要です。

本来のコーチとは、コーチング・フローをつくり出す人のこと

よく観ていると、一方が話している時、「聞き手」のほうは聞いているような顔をしながら実は次に自分が何を話すか考えているものなのです。
自分の話を聞いてもらえた人だけが、聞く事の価値を深く認識します。
話すという行為には、単に相手に情報を伝達するだけでなく、会話をすることで自分が何を思っているかを知るという目的が含まれている

関係を作り出すということは、相手のリセプターを開いていくということ
1 はじめに自分の話していることに対するリセプターの有無を確かめる
2 次にどんなリセプターを持っているかをリサーチする
3 持ってほしいリセプターを提示する
4 今持っているリセプターとの関連を見出す

目標とそれに向けた行動プランを実行に移すためだったコーチングにも、同時進行でパーソナルOSのバージョンアップが提案されていく必要があったのです。
バージョンアップできるOSには、「ものの見方」「ものの捉え方」があります。
POSのバージョンアップのために、コーチングで提案されるのは、まず第一に、選択の幅を広げる習慣です。…具体的には、常に3つ以上の選択肢を用意することです。

 

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