【本】16060 シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧 by エマニュエル・トッド

投稿者: | 2016-06-23

ムハンマドを風刺した絵を掲載した週刊誌を発行した「シャルリ・エブド」社に対して、テロが発生した。
これに対して、フランス全土で反イスラムの動きが大きく、「私はシャルリ」を合言葉にデモが発生した。

トッド氏は、この動きに疑問を投げかける。

本来は、言論の自由を守るためのデモのはずだが、「ユーロ内の経済不平等を許容する中産階級」「カトリック信仰が希薄化した周縁部の住民」それぞれが持つ不安の現れに過ぎない、イスラム系移民がそのスケープゴートにされている、と。

フランスの内情に詳しくないのと、翻訳調なのでやや難解。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。