【本】『蜷川実花になるまで』蜷川実花 #53

投稿者: | 2016-07-06

”表現の世界でも、常に自己模倣の危険性は伴っている”
”撮影時は、どこまで不純物を排除し、イノセントになれるか。どれだけピュアな気持ちでシャッターが切れるか。その1点が本当に大切になってきます。逆に、発表時にどこまで第三者的な視点をもてるかといった、両極のバランスをとることが、私の創作活動においてのキモになっています。”
蜷川実花さんの自伝。常にピュアでいられるよう努力しないと、いつの間にか前にうまくいった自分の作品をコピーしてしまう。表現者、芸術家としての視点と、事務所経営者としての視点のバランスを上手くとっているのが活躍の秘訣なのかもしれない。

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