ムハンマドを風刺した絵を掲載した週刊誌を発行した「シャルリ・エブド」社に対して、テロが発生した。
これに対して、フランス全土で反イスラムの動きが大きく、「私はシャルリ」を合言葉にデモが発生した。
トッド氏は、この動きに疑問を投げかける。
本来は、言論の自由を守るためのデモのはずだが、「ユーロ内の経済不平等を許容する中産階級」「カトリック信仰が希薄化した周縁部の住民」それぞれが持つ不安の現れに過ぎない、イスラム系移民がそのスケープゴートにされている、と。
フランスの内情に詳しくないのと、翻訳調なのでやや難解。