新しいものに興味があって、刹那主義で未来志向で、コミットの範囲が明確で、コミュニケーションが合理的。
これが理系脳らしい。
変化を厭わない方が生き残りやすいのは、赤の女王の例でもある。
理系脳とはすなわち、これからも急速に変化する科学や技術の分野にキャッチアップできる柔軟性と進取の気性を併せ持っていることだ。
理系脳の条件①新しいものに興味がある・変化が好き
新しいものに触れ続けていないと、新しい発想は出てこないのだ。
理系脳の条件②刹那主義で未来志向
理系脳の条件③コミットの範囲が明確
理系脳の持ち主は、何について話すかと同じくらい、何について話さないかを明確にしているのだ。
人の話が頭に入ってきにくい人は、アウトプットを前提にして話を聞くようにするといい。すると、聞き逃すまいと思うだろうし、言葉が足りなかったところ、曖昧なところについては質問したくなるだろう。
書評を書くにはどうしたらいいかと聞かれることがある。そのときにまず私が薦めるのは、こんなブロックをこんな具合に並べることだ。〈総括①〉→〈総括②〉→〈エピソード①〉→〈エピソード②〉→〈著者〉→〈挿絵や装丁〉→〈想定読者〉→〈まとめ〉
新しいデバイスとプログラミングをする機会を与え、デザインに触れる頻度を高めてやれば、勝手に理系脳に育っていくはずだ。
上野にある国立科学博物館。私はこの博物館のことが好きすぎて2冊も本を作ってしまったが、サイエンスに関するあらゆるものが展示されている。
我が子は天体に興味があるとわかったら、次は多摩六都科学館に行くべきだ。
だ。理系脳の定義を思い出してほしい。新しいものに興味があって、刹那主義で未来志向で、コミットの範囲が明確で、コミュニケーションが合理的。
これまで地球上のさまざまな未踏の地に足を踏み入れてきた人類にとって、残されたフロンティアは二つある。宇宙と深海だ。この二つは生命の起源とも深く関わっているので、今後、大きな発見があるとすれば生命の分野
無知は恐怖心を増大させる。人が暗闇を恐れるのは、明るいときにはある視界が奪われ、得られる情報の量が減るからだ。放射能、添加物、自動運転、ワクチンの副作用、どれもそうだ。対象についての知識が欠如していると、必要以上にそれが、そして未来が怖くなる。人は未知なるものを恐れるのだ。