【本】『蜜蜂と遠雷』恩田陸 #49
音楽ものの小説って面白いと思う。映像的で、小説というより漫画とかドラマみたい。書かれていること以上のことはないという感じ。
音楽ものの小説って面白いと思う。映像的で、小説というより漫画とかドラマみたい。書かれていること以上のことはないという感じ。
文体にすごく特徴があって、緑子のノート書きと組み合わさって話が展開していくのが面白い。
感情は理性を邪魔するものではなく、実は合理的な行動を導くために重要な役割を果たしている。ゲーム理論の初歩さえ知っていれば簡単に理解できる。感情も、判断を下すために重要なファクターの一つだ。 われわれは権威ある人物と接して… 続きを読む »
村上春樹にとって小説を書くというのがどういうことなのか。『職業としての小説家』よりずっとわかりやすくなっていると思う。久しぶりに知らない世界を見せてくれた本、感動しました。すばらしい。 ものを書くっていうのは、とにかくこ… 続きを読む »
ベーシック・インカムについて理解不足だったので、本を読んでみた。 結論から言うと、私は賛成だ。 日本は税金の種類が多すぎる。セーフティネットは確かにあるが、申告制のものが多すぎる。高齢者の貧困の大半は、この申告制をなくす… 続きを読む »
勝間和代がすこし前に書いた本だ。 さすがコンサル出身なだけあって、有名になることに対して、とことんシステマティックに考えている。 しっぺ返し戦略は、ゲーム理論でも証明されている有用な戦略だ。 自分の人生にも活かしたい。 … 続きを読む »
マザーハウス・山口絵理子さんのお父様の著書。ホームページを見た瞬間に思ったけれどすごい人。あまり悩まずなんでもまず行動に移す勇気、そして失敗してもちゃんと次に繋げられる、そんな考え方を見習いたい…!週に一回、失敗しても良… 続きを読む »
前回の明治維新版。 江戸時代の構造的な経済不況に焦点をあてた本だ。 江戸時代は、幕府が全国を支配している建前だが、幕府の徴税権は天領に限られていた。 さらに金本位制にもかかわらず金が枯渇しつつあったため、デフレ傾向は進ん… 続きを読む »
マクロ経済学の理論?をつかって戦国時代を解説した本だ。 当時は通貨発行権を他国に委ねており、中国から貨幣を輸入していた。 だから、慢性的に貨幣不足でデフレ傾向になりやすかった。 さらに、貨幣流通は、留学僧などをつうじて寺… 続きを読む »
運動習慣や食べ物の好みなど、遺伝が関係する範囲は思ったより広い。でも、重要なのは腸内細菌の内容とその多様性であり、腸内細菌自体は環境の影響を受けやすく、良くも悪くも変化しやすい。腸を自分の体の中の庭だと思って、腸内細菌を… 続きを読む »