書評」カテゴリーアーカイブ

【本】17076『資本主義が嫌いな人のための経済学』ジョセフ・ヒース, 栗原 百代

面白かった。一見慈愛に満ちた平等主義が、結局は誰のためにも機能しないということを、経済学の視点から指摘している。 例えば価格。価格を統制することは絶対にやってはいけないと筆者は指摘する。価格は需給に応じて効率よく財を分配… 続きを読む »

【本】『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』清水悦子, 神山潤 #39

午後から夜遅くまで、機嫌悪く全然寝てくれないことがあるので買ってみた。寝言泣きには気をつけているつもりだったけれど、就寝時間21時は遅すぎるようす。好きなだけお昼寝させていたので、午前中寝ている時間が多いのかもしれない。… 続きを読む »

【本】17075『教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る』竹内 薫

相手にわかりやすく説明するための原則を説いた本。 まずネタフリで相手の頭に「?」を浮かばせて引きつけることは大事だが、その「?」を解消しなければ混乱する。 相手との共通点を探して、その話題から始めるとわかりやすい。 言わ… 続きを読む »

【本】17074『「年金問題」は嘘ばかり ダマされて損をしないための必須知識』髙橋 洋一

年金制度は破綻しない、という筆者の主張。 残念ながら、私がこれを読んだ感想は「ああ、年金は破綻するな」だった。 まず筆者と私では、年金の破綻の定義が違う。 筆者は、制度としての年金が続くうち、つまり、「年金を払った人が年… 続きを読む »

【本】17073『AI経営で会社は甦る』冨山和彦

デジタル技術の業界はそもそも、サイクルの早い試行錯誤を重んじ、β版でも平気でサービスとして運用する。 使用経験をフィードバックすることで洗練化させることに重きを置いてきた。 しかし、技術革新によって、正確性、ミスの許され… 続きを読む »