ホリエモンの著作だ。
今後必要になるのがG人材、L人材に分かれるというのは同感だし、新しい話でもない。
しかし、その両者ともに学校教育など必要ないというのは面白い視点だ。
特に日本の学校教育は必要ない。
G人材は世界で稼ぐため、日本独自の価値観など教える必要はない。
L人材はその地方で活躍するため、学校教育よりは仲間内の秩序や、その地域の人間関係に食い込むことが重要だ。
ホリエモンが学校教育は不要と言うのは、学校のレベル低下にも起因するだろう。
同調圧力の下、一定の価値観を教え込まれるだけであれば、たしかに必要はない。
医師はいったいG人材なのか、L人材なのかと考える。
おそらくL人材なのだろう。国境を越えて活躍できる医師は少ない。
さらに、クリエイティブなことが求められることはない。知識を正確にコピペすることが重要な仕事だ。
ホリエモンが言う、住む地域などどこでもよいというのは、ある程度真実だろうが、国は重要だろう。
税制も違うし、同調圧力も違う。
日本になんとなく閉塞感が漂っているのは事実だろう。
G人材であれば、どんどん出ていくのではないか。