【本】『赤ちゃんと脳科学』小西行郎#84

投稿者: | 2016-11-20

”刺激が強すぎることによって、本来バランスよく行われるはずのシナプスの刈り込みに支障をきたし、子どもの脳に悪い結果をもたらすのではないかという懸念が、専門家の間で広がっているのです。”
”これらの相互反応がまさに、言葉を獲得するうえで重要な役割を果たしています。  しかしテレビ画像の場合、赤ちゃんの反応とは無関係に情報だけが垂れ流されるわけです。そして、視覚と聴覚以外の要素もまったく与えられないわけです。”
”警察庁の報告では、非行に走った子どもたちの家庭に共通していたのは、「安易に子どもに謝る親」の存在でした”

早期教育への懸念について。テレビとかフラッシュカードなど、子供の反応に関係ない一方的な刺激を与えることが「シナプスの刈り込み」を阻害する可能性があるということだろう。早期教育がだめだということではなく、本人の反応を引き出してコミュニケーションを取りながら学習することが大事ということではないだろうか。

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