”お受験塾とプリスクールの両立は容易ではない”
”「日本語は最低限でいいことにしよう」と匙を投げてしまうと、子どもは新聞が読めない、自動車教習所の授業についていけない、区役所や病院の申し込み用紙が書き込めない、といった困ったちゃんに育ってしまうこと確実です。”
”子どもが幼いうちに「日本人オンリー集団」の中に突っ込んでしまうという手段。お稽古事であれば、リトルリーグでも合気道でもバレエでも合唱団でも教会でも結構。条件は「日本語で指導する、日本人のための集団」であること。”
まだそれほどインターナショナルスクールの入学など厳しくなかった時代の話だが、バイリンガル教育ならではの悩みはやはり共通。豪華な誕生日パーティーをしなければいけないとか、思ってもみない親の負担についても書かれていて面白い。