”変化は決して特別なことではなく、ごく当たり前のことだ。ちょっとした気づき、ちょっとしたしんどさ、ちょっとした不便さにも、目をつぶってはならない。”
”付加価値を高める作業。作業に占める正味作業の比率をいかにして向上させるかが改善のポイントとなる。”
”「問題があるから元に戻そう」ではなく、「問題があるからまた改善しよう」と、改善に改善を重ねてよりよいものに仕上げていく。”
”人間には、自分の考えたこと、やったことを認められたいという強烈な心理的衝動がある。だから、最大の褒賞は、上に立つ人間が改善を認め、ほめることだ。当たり前のようだが、これが最も効き目がある。”
”チームのメンバーは、兼任では好ましくない。必ず専任メンバーであることが重要”
本気で改善をする姿勢の大切さが伝わってきた。改善の方法を教えるのではなく、時間がかかっても現場の人に考えてもらう方が、結局は良い方法が生まれてくるのだという。動きを「働き」にしよう、など、独特の言葉が面白い。