【本】『大人のための書く全技術』齋藤孝 #28

投稿者: | 2016-04-17

“当事者意識が感じられる文章を書くには、日頃からそのように考えているのが第一です。自分が働いている会社や業界で起こることなど、どんなことでも自分のこととしてとらえて考えていくことです。結局それが一番の近道になります”
“では、一流の文章とはなんでしょうか?  それは、「人の心を動かす文章」です。  そのような文章を書けるようになるには、まず、自分の日常での心がけや習慣を変えていくことが必要です。そうやって本物の「言葉の力」に目覚め、その力を駆使し、言葉を機能的に構築していくことなくして、一流の文章を書くことなど不可能です。”

文章を書くためには読むこと、話すこと、考えることが一体になっているということが論じられている。
やや具体性にはかけるが、エッセイ、小論文だけではなくビジネスメールなどの文章についても触れられている。
文章の技術については筆者の言う「書くように話す」という訓練が役立ちそうだ。あとは、自分なりの視点とか、伝えたい内容がしっかりしているかどうかが大切なのだと思う。

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