【本】17100『街道をゆく 19 中国・江南のみち』司馬遼太郎
2017年6月、1ヶ月間、上海に行き復旦大学との共同研究を行っていた。 そのときには恥ずかしながら読んでいなかったが、帰国後に読んだ。 内容ひとつひとつに深い考察が込められ、面白い。 お茶の歴史については同様な疑問を抱い… 続きを読む »
2017年6月、1ヶ月間、上海に行き復旦大学との共同研究を行っていた。 そのときには恥ずかしながら読んでいなかったが、帰国後に読んだ。 内容ひとつひとつに深い考察が込められ、面白い。 お茶の歴史については同様な疑問を抱い… 続きを読む »
中国のネット文化についてよくわかる。 インターネットを通じて様々な情報を得たネット民(網民)は、 しかし、当局からの締め付けは厳しい。特にメディアに対しての規制は厳しい。 そのため、Wechatはメディア化することを恐れ… 続きを読む »
インフォーマルな経済、ヤミ経済について書かれた本だ。 アフリカでは専門スキルを持つ人材が育っていないため、多くの人間が場当たり的な商売をしている。 その結果、その状況で最もやりやすい仕事をするため、場合によってはインフォ… 続きを読む »
軍隊と政権とのかかわりを、中国の歴史をなぞりながら描いた本だ。 中国の軍隊は、私兵と国軍の間を揺れ動いてきた。 北方民族に対抗するために国軍を増強するが、国軍の維持にはコストがかかる。 そのコストを支えきれずに国力が衰弱… 続きを読む »
中国の歴史を、日本とのかかわり、特に経済的な関係のなかで描いた本だ。 国交が断絶していても、ともに大量の人口を抱えた隣国同士であり、民間ベースでの経済交流はあったようだ。 中国農村の共同体が、日本人のイメージする農村の共… 続きを読む »
外交官である筆者が、日本人の国際感覚がいかに乏しいかを指摘している。 日本の特徴は、リスクをとって海外に進出する割合が圧倒的に少ないというのはその通りだろう。 中国人のたくましさもそうだし、海外では韓国人の努力も目立つ。… 続きを読む »
データ分析、統計学の本が流行っている。 ビッグデータというキーワードから、分析する重要性が叫ばれているのだろう。 本書は、相関関係と因果関係の違いに焦点をあてている。 医学では、因果関係が証明されていなくてもエビデンスと… 続きを読む »
米中ネタは現在の鉄板と言っていい。 江沢民以来の「核心」と位置づけられた習近平と、移民排斥を打ち出し、グローバリズムを否定するトランプ。 中国、アメリカの国益が衝突することは明らかであり、この独裁的な指導者同士が衝突する… 続きを読む »
中国の歴史について、儒教の歴史を中心に解説している。おすすめだ。 現在まで通じる価値観を説明するのに、儒教は欠かせない。 中国人はプロフェッショナルを評価しない。 「君子不器」という考え方があるため、君子は偏ってはいけな… 続きを読む »
外交の本。大半は読み上げで聞いて読了。 筆者は、「世界はよい方に向かっている」とは述べている。しかし、現在はその「危険な過渡期」にある、というのが主な主張だ。 歴史を元に将来を予測する姿勢には共感できる。 経済のグローバ… 続きを読む »