「仕事を納期通りに終える」ことを最大限の優先順位として掲げる筆者が述べる、仕事術の本。
具体的には、最初の2割の時間で8割を終わらせる、というもの。
長期的にも、一日の間でも。
だから、筆者は朝4時などに早起きして、最初の2時間でその日の8割の仕事を片付けるそうだ。
私は、特に納期などがない仕事を先延ばしにしてしまうことも多いため、このやり方は参考になる。しかし、早起きが…。
まず、早起きの習慣付けから始めてみよう。
“プログラマーたちは、100点じゃなくてもいいので90点や80点のプログラムを必ず納期に提出することが求められています。”
“私が仕事をするうえで最も大切だと考えている「あること」をきちんとこなせる人は100人に1人もいませんでした。 その「あること」とは、「常に締め切りを守ること」です。正確に言い換えれば、「常に締め切りを守れるような仕事の仕方をすること」です”
“①「まずはどのくらいかかるかやってみるので、スケジュールの割り出しのために2日ください」と答えて仕事に取り掛かる(見積もりをするための調査期間をもらう) ②その2日をロケットスタート期間として使い、2日で「ほぼ完成」まで持っていく ③万が一、その2日で「ほぼ完成」まで持っていけなかった場合、これを「危機的な状況」と認識してスケジュールの見直しを交渉する”
“仕事が終わらなくなる原因の9割は、締め切り間際の「ラストスパート」が原因です。 ですから、10日でやるべきタスクだったら、その2割の2日間で8割終わらせるつもりで、プロジェクトの当初からロケットスタートをかけなければなりません。”