ベイズ統計の入門書としては、こちらがお勧めです。
条件付き確率の説明は少しで、多くは簡単な計算式で説明されています。
途中からは計算式が増えてきますが、それは仕方のないことです。
完全独習の名前の通り、確率分布を計算するイメージが良く分かりました。
ベイズ統計の医療への応用が進みそうです。
本書でも紹介されていますが、
二人連続で女の子が生まれた時に、次の子供が女の子である確率は?
この問いを真剣に考えると面白いです。
普通は、それぞれの事象は独立だと考えますが、人によっては女の子が生まれやすい「体質」もあるはずです。だから必ずしも確率も他の人と同じとはいえないのです。