【本】16117『武器としての人口減社会~国際比較統計でわかる日本の強さ~』 by 村上 由美子

著者は、OECD東京センター所長。 著者がOECDの統計データに詳しいため、OECDの発表資料や日本の政府統計などを多く引用している。 高齢社会、人口減少、女性の社会進出などのテーマについて国際比較を行いたいときに、どの… 続きを読む »

【本】16116『第五の権力』 エリック・シュミット

Googleの元CEOであるエリック・シュミットが語った、将来の姿。 『音声書き出しが主流になれば、「書き言葉」も変わるかもしれない。やがて私たちは段落の形で話すようになるのだろうか、それとも書き言葉が話し言葉のパターン… 続きを読む »

【本】16114『ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る』梅森直之

「想像の共同体」の著者、ベネディクト・アンダーソンによる早稲田大学での講演とその解説です。 冷戦の終焉について。『アメリカのような巨大な国民帝国は、つねに敵を必要とします。』 したがって、共産主義が崩壊したあとに、アメリ… 続きを読む »

【本】16113『裸でも生きる ~25歳女性起業家の号泣戦記~』山口絵理子

筆者は、バングラデシュに単身わたり、繊維工場との交渉を重ね、バングラデシュで作ったカバンを日本で売るという計画を実現し、利益を出したという方だ。 その行動力には脱帽だ。 現地のパートナーとの関係がうまくいかなくなったり、… 続きを読む »

【本】16112『池上彰が世界の知性に聞く どうなっている日本経済、世界の危機』 by 池上彰

池上彰のインタビューをまとめた書籍だ。 やはり説明がわかりやすい。良書だ。 例えば、トッドの項では 『フランス国内においては、中間階層の貧困層に対するエゴ、そして若者がなかなか就職できない労働問題があります。また格差の拡… 続きを読む »

【本】16111『ブロックチェーンの衝撃』

ブロックチェーンについて表面をなぞるにはいい本だ。 仮想通貨の強みの一つは、国際送金である。 これは多くの人が言っている。 例えば、ソーシャルファイナンスのような、貧困層への金融ビジネスがやりやすくなる、途上国への投資が… 続きを読む »

【本】16110『海外に飛び出す前に知っておきたかったこと』 by 小林慎和

海外に進出して戦う心得が書いてある。 『海外に出たら、 新卒の時から給与交渉をしてきている人間と戦うことになる』 『終身雇用という概念はほとんどありません。毎年どのスキルをプラスし、給与アップを勝ち取るか。そうやって生き… 続きを読む »

【本】16109『2052』 by ヨルゲン ランダース

今後の40年間で起きることについて書いた、未来予測の本だ。 気候変動やエネルギー問題への対策として、世界がGDPのうち数%を投資に回さざるをえず、その結果、国民一人あたりの消費は停滞する可能性が高いと筆者は考えている。 … 続きを読む »

【本】16108『0から1をつくる まだないビジネスモデルの描き方』 by 佐々木 哲也, 黒木 昭博

ビジネスも研究も、0から1をつくるタイプと、1を多数に広げるタイプがある。 前者の方が面白そう。 『0からビジネスをつくる企画における対象システムは、Webシステムやスマートデバイスを活用するシステムが中心』 現在はIC… 続きを読む »