”先にその異物を腸から吸収できれば、攻撃を止めるＴレグが作られ、体は異物を受け入れる。でももしその異物が皮膚から先に入ってしまえば、私たちの免疫は異物を攻撃対象として記憶する。”
”生後６か月までは母乳やミルク以外のものは与えないという現在の離乳食の常識が広まったことで、早くから様々な食品を口にし、アレルギーを予防するＴレグをいち早く作るチャンスが失われてしまっているのではないかと考えているのだ。”
アレルギーの（ほぼ）最新情報をわかりやすく解説してくれている。少し前のNEJMにでていた論文で、アレルゲンの接触開始時期を変えていた意味をいまいち理解できていなかったが、その背景が理解できた。こういう情報がもっと一般向けに出てもいいのではないかと思う。
